私の人生は私のもの‼️ 〜エリザベート〜
タイトルにつけたこのセリフ。
なかなかインパクトがありますね 笑
これはミュージカル「エリザベート」の中のセリフです。
私とエリザベートの出会い
私がエリザベートのストーリーを知ったのはつい1年前です。
「エリザベート」っていう作品名よりも、あの有名な曲は先に知ってました。
そうあの名曲、
「私だけに」です。
YouTubeで私だけにを歌ってる人の動画を観て、なんて聴き心地の良い、流れるような音楽なんだろうと思いました。
数回聴いただけでメロディーを覚え、さらに数回聴いて歌詞も丸暗記するほど私にどストライクの曲でした。
でも、その曲をエリザベートが歌っている背景を全く知らずに数年間聴いていたので、こんなにドラマに溢れた曲とは思いませんでした。
「私だけに」を好きになって数年、カラオケでもこの曲をよく歌っていました。
そしてあるとき、私がこの歌を歌ったら、
友人が「えっ?なんでその歌知ってんの??これ貸してあげる」
と、エリザベートのDVDを貸してくれました♪
それが私とエリザベートのファーストコンタクト‼️
というか、演出家小池修一郎さんとのファーストコンタクト。
私、普段DVDって集中力が切れちゃうので途中で眠くなったりするんですが、エリザベートは見入ってしまい一気に観ました‼️
それも夜勤明けで 笑
それくらい、ストーリーにも曲にもハマりました。
エリザベートのストーリーは簡単に言うと、
黄泉の帝王(死神的なイメージ)トートはエリザベートに一目ぼれ。
死にそうになるエリザベートを死の世界に連れて行かず、生き返らせる。
生き返ったエリザベートは片田舎の小さな城でのびのび育つが、オーストリア王室に嫁ぐことになる。
エリザベートは堅苦しい宮殿での生活に耐えられず、「皇后らしく」と頑張るが、色んな出来事が起きるたびに自由に生きようという思いが強くなる。
オーストリア皇帝と黄泉の帝王トートの間で心が揺れるエリザベート。
姑からのイジメや息子の死、いろいろな苦難がふりかかり、病みまくりのエリザベートですが、自分を強く持ったひとりの女性の人生の話。
全然上手く要約できません💦💦
ごめんなさい💦
エリザベートの生き方には賛否あると思います。
特に後半、
夫も子どももいるのに自由すぎでしょ‼️エリザベート‼️
って突っ込みたくなるところもあります。
でも一番カッコいい✨と思ったシーンは
私だけにリプライズのこの歌詞。
「お言葉嬉しく伺いました。
陛下とともに歩んで参ります。
ただ、私の人生は私のもの」
自分らしく生きようって思って何度も心が折れそうになったエリザベートが
「もう諦めない。私は私なのよ‼️」と宣言するところ。
夫である皇帝にも黄泉の帝王トートにも頼らない、
私らしく生きたいっていうエリザベートの気持ちの強さがびんびん伝わる大事な場面です。
私もいつか言ってみたい 笑
「ただ、私の人生は私のもの‼️」
すごい言葉ですよね💦笑
で、私がエリザベートにハマった理由。
観るたびに、好きな曲がどんどん増えるんです。
エリザベート1回目は、もともと好きだった「私だけに」。
それと、「ミルク」。
「ミルク」は贅を尽くす王室に対して民衆の怒りが爆発するシーンです。
時代も場所も違いますが、雰囲気はレミゼの民衆みたいな感じ。
宝塚はアンサンブルの人数が多いので迫力があります。
レミゼ大好きな私は、曲を聴いた瞬間「あ!レミゼ✨」って思いました 笑
あと、もう1曲忘れてました💦
姑ゾフィーが歌う「皇后の務め」
厳しいしきたりを次から次へとエリザベートに言いつけるゾフィー、
それに反論して言い返すもさらに倍になって言い返されるエリザベート。
エリザ可哀想💦 って思うけど、それよりもゾフィーの迫力に圧倒されました‼️
目力、立ち振る舞い、扇子の使い方、ぜひみなさんに見てほしい!
マジですごいから‼️
皇后の務めをリピートしまくって、私、歌えるようになりました♪笑
で、DVD観劇2回目は
「愛と死の輪舞」「闇が広がる」「最後のダンス」
この辺は王道です。
カラオケにも入ってますし、YouTubeにもいっぱいあがってます。
この王道曲はBGMとして何度も流れますしリプライズもあって、
聴けば聴くほど味がでて、頭に染み付いて離れない、そんな曲です。
トートが自信満々に高らかに歌うんだけど、
その裏には「エリザベートよ!いい加減早く振り向いてくれ!」っていうヤキモキした気持ちが見え隠れして、ちょっとトートがかわいくみえます 笑
では、3回目の観劇で気になった曲を。
「嵐も怖くはない」「夜のボート」
この2曲はメロディーは同じですが、曲の雰囲気は全くの別物。
「嵐も怖くない」では、お互いに惹かれあっているオーストリア皇帝フランツとエリザベートがふたり、目を見つめ合いながら今後のことを話すシーン。
フランツのプロポーズを快諾し、2人で生きていくことを決める場面です。
何が起きても大丈夫!と確認し合うふたり。
「嵐が来ても何も問題ないのよ」と 笑
フランツがエリザベートにネックレスをプレゼントするシーン、イチャイチャしすぎです 笑
で、「夜のボート」
打って変わってこの曲を歌う場面では夫婦関係は完全に破綻。
まだやり直せると言うフランツ。
私たちはもう平行線を辿るだけよと聞く耳を持たないエリザベート。
この場面ではエリザベートの精神はもう崩壊してるので人の話なんか何も届かない。
歌う前にふたりの会話があるのですが、もう会話ではなく独り言と独り言がぶつかりもしない。
ただ言葉が発されてるだけ。
そんな印象です。
同じメロディーで歌うからこそ、「あんなに心通い合ってたのに、」と、悲しさが倍増する2曲です。
と、まあ、こんな感じでDVD観るたびに好きな曲がどんどん増えます。
私、同じDVDを約1ヶ月で少なくとも15回は観ました 笑
エリザベートの曲は歌詞を見なくてもほぼ歌えます 笑
これを読んで気になった方ぜひエリザベート観てみてください♪
ちなみに今月末から宝塚大劇場で月組で「エリザベート〜愛と死の舞曲」が上演されますよ( ´∀`)
もか