【ノートルダムの鐘】めっちゃ良いよ‼️金本泰潤カジモド
「なごパリ」こと、
ノートルダムの鐘 名古屋公演に行ってきました。
ノートルダム何度見ても毎回新しい発見と新しい感動で心が満たされます。
地元名古屋で観れることが本当に幸せです。
さてさて、今日の本題
金本カジモドの魅力を語ります
金本泰潤さん
金本「複雑な人間の心理を描きつつ、最終的に観る人の心を浄化してくれるような作品です。そのストーリーを素晴らしい音楽がさらにドラマティックに表現して届けてくれるので、何回観ても気付きがあって、味わい深い。とにかくまずは1回、観ていただきたいです!」#アルプごはん pic.twitter.com/jmkDNWP5hL
— 劇団四季 (@shiki_jp) 2018年9月28日
まず、本日のキャストはこちら。
カジモド 金本泰潤
フロロー 野中万寿夫
エスメラルダ 宮田愛
フィーバス 清水大星
クロパン 阿部よしつぐ
金本カジモドは、今回で2回目の観劇です。
金本カジモドを一言で表現するなら従順ですね。
今日の観劇会でもみなさん口をそろえて従順とおっしゃってました。
ちなみに、従順とは「性質や態度がすなおで人に逆らわないこと。おとなしくて人の言うことをよく聞くこと。また、そのさま。」(大辞泉より引用)
まさに、金本カジモドにはこの言葉がぴったりと当てはまります。
自分のご主人様であるフロローの言うことには素直に従い、ご主人様に愛想を振りまき、ご主人様に嫌われないように日々生活しているんだなと感じました。
ご主人様フロローの服の裾にチュッチュしたり、にこにこしながらご主人様が座るベンチを拭いたり。
そんな仕草がとても愛らしいカジモドでした。
カジモドのビッグナンバーはたくさんありますが。
最初の注目曲は「陽ざしの中へ」
この曲は、生まれてから1度もノートルダム大聖堂の外に出たことがないカジモドが、外の世界に大きなあこがれを抱き、外に出る日を夢見て歌う1曲です。
夢が叶うなら
1日でいい街の中で暮らしたい
どんなことが起ころうとも
僕は行きたい 陽ざしの中へ
ノートルダムの鐘より「 陽ざしの中へ」から引用
こんな歌詞なのですが、「僕は行きたい」の部分、今まで見てきたカジモドは皆さん、音程もリズムも楽譜通りに歌っていたように思います。
今回の金本さんは、「僕は行きたい」をセリフとして発声されていました。
まだ見ぬ外の世界に飛び出したいんだ!という強い気持ちが伝わってきてグッときました。
この曲の終盤
ここを抜け出し 踏み出そう
陽ざしの中へ
ノートルダムの鐘より「陽ざしの中へ」から引用
この1節もかなり印象的でした。音を文字で表現するならこんな感じの歌い方です。「ひざしぃーぬおぉ!なーかーでー」
外の世界へのあこがれが身体の底から漲るパワーになって劇場全体に広がるような感じです。つたない文章でしか書けないのが残念ですが、要するにすごく良かったということです 笑
もうひとつのビッグナンバー「石になろう」
カジモドが勇気を出して行動してきた結果が、すべて悪い結果になってしまったと嘆くカジモド。そして、自分の不甲斐なさに絶望し、メンタルぼろぼろで歌う1曲です。
もし石になれたら
何も感じなければ
どんなに楽だろうか
夢はいらない
ひとりにしてくれよ
こころ閉ざして
ノートルダムの鐘より「石になろう」から引用
この3フレーズは高音域&ロングトーンでこの曲の山場です。
先日の達郎さんの場合は芯のある響きの高いまっすぐな歌声でした。
今日の金本さんはロングトーンにわずかなブレを感じたんですが、音のブレではなくて感情の揺れという印象でした。
この曲はカジモドが思い悩んだ末に歌い上げる曲なので、金本さんの声が曲の背景にぴったりはまっていてすごく良かったです。
この他にも金本さんの魅力は語りつくせないんですが、続きは劇場で実際にご覧くださいね。
まとめ
飯田達郎カジモド、田中彰孝カジモド、金本泰潤カジモドと3人のカジモドを名古屋で拝見することができました。
ノートルダムの鐘は演じる俳優によって受ける印象がすごく変わる演目です。
観れば観るほどどんどん沼にはまります。
どのカジモドも魅力たっぷりで見応え十分、最高の舞台だったので今後も期待大です。
海宝直人カジモドはかなりお忙しそうなのでいつ登板してくれるか分かりませんが、海宝さんも早く観てみたいです。
今後もノートルダム名古屋公演をこのブログを通して盛り上げていこうと思います!
もか