金本泰潤、野中万寿夫どんどんパワーアップ【ノートルダムの鐘】
みなさんこんにちは、もかです。
ノートルダムの鐘を観劇してきました
何回観ても、感動する良い作品ですね。
今回のキャスト
2018.12.04ソワレ
カジモド 金本泰潤
フロロー 野中万寿夫
エスメラルダ 相原茜
フィーバス 清水大星
クロパン 百々義則
日々進化する泰潤カジモド
おはようございます🎵
— 花咲かタイムズ (@cbc_hanasaka) 2018年12月4日
南部です❗
花咲かタイムズプラスで
ご紹介した劇団四季
『ノートルダムの鐘』。
本当に素晴らしい作品で
感動して涙がとまりませんでした。オススメです💡
カジモド役の金本泰潤さんに舞台セットを案内して頂き感激です✨
ありがとうございました🍀 pic.twitter.com/oaYKu0MGws
俳優さんがある程度自由に演じられるのがノートルダムの特徴です。
泰潤さんは何度か拝見しているのですが、今日は陽ざしの中へがグッときました。
しわがれた声で歌い始めます。達郎さんの比べると、地の歌声に近いなと思いました。
「どんなに素敵だろう」からクレッシェンドをかけながら美声に変化。
ここからはカジモドが現実から離れて希望の溢れた世界が広がります。
泰潤さんは、カジモドの外へ行きたいという気持ちをしっかりと音程にはめ込みつつ、ところどこと歌ではなくセリフとして表現されていました。
特に「僕は行きたい」というフレーズにはカジモドの心の奥底からの強い気持ちを感じました。
そしてこの曲のタイトルでもあり、最後のフレーズになっている「陽ざしの中へ」という歌詞。文字で表現するのはとても難しいのですが、
あえて書くなら
ひざしぃー!ぬぅおー!なぁーかぁーへぇえええーーーーー!!!!!
この「ぬぅおー!」という発音にカジモドの決意が表現されている印象を受けました。しっかりとタメて歌う感じです。そして最後の滑らかで力強いロングトーンは聴きごたえ十分です。
「外の世界」というのはカジモドにとっては期待と不安で押しつぶされそうになる未知の世界ですので、「ぬぅおー!」っていうくらい強いパワーが必要なんだと思います。特に泰潤カジモドの場合は、これまでフロローというご主人様に従順に生きてきたので、他の俳優さんが演じるカジモドよりもさらに強いパワーが必要となっているのでしょう。
泰潤カジモドらしい歌い方でとっても良いなと思いました。
それぞれの俳優さんの違いを楽しめるのはリピーターならではのメリットです。
狂気あふれる野中フロロー
野中さん、ナゴパリで拝見するのは5回目です。観るたびに野中さんの狂気が増していて虜になってしまいます 笑
今回もフロローの1番の見せ場、地獄の炎、通称ヘルファイアは大炎上です。
もう すごいの一言に尽きます。まじで。
でも、一言で終わらすのはもったいないので語りますよー!笑
この曲、序盤はフロローが落ち着いてマリア様へ独白します。
私は正しくて徳の高い人間だ、穢れなどないと。
こんなことを落ち着き払って堂々と言える人間ってどうなのかなと思ってしまいますが、まあ自己評価のめちゃくちゃ高いフロローですからね。笑
で、落ち着き払って歌ってたのに、あっという間にフロローの感情が乱れてきます。
この誰よりも真面目に生きてきた私の胸が熱くなるのかと問いかけながら、もうマリア様のことなど眼中からなくなります。どんどん自分だけの世界に入り込むフロロー。観てる側からするとフロローの圧に圧倒されっぱなしです。野中さんの表情や指先の動き、立ち振る舞いなど全身からフロローの圧が出まくりです。
そして、曲調が変化し「私は悪くない!」以降は自分の惑いを正当化しようと必死のフロロー。
私のものにならないのなら殺してしまえと高らかに歌い上げるシーン、もう何度も観ましたがとても衝撃的なシーンです。普通の人間ならこんな考え方はできませんよね。
「火あぶりにして殺せ」という歌詞のインパクトたるや。野中フロローの歌い方でさらに感情が高まります。
「殺せ」の部分を文字で表現するなら
こぉー!ろぉー!せえぇぇぇええーぇーーーー!!!!!!
って感じです。伝わりますかね?笑
アクセントとビブラートの効いた力強い歌声で、フロローの邪悪な精神が地を這って迫ってくるような感じでした。
全然わからん!って方はぜひ劇場で本物を聞いてきてくださいね。
まとめ
ノートルダムの鐘は日々進化しています。まだノートルダムを観たことがないっていう方も、もう何度も観たよって方もぜひぜひ劇場へお越しください。
みんなでナゴパリを楽しみましょう!
もか